そのことを押さえたうえで,あえて言わせてもらえば,トラブルシューターには,「たとえ判断が間違って自分の人事評価が下がっても,それが何だ」という気持ちで仕事に取り組んで欲しい。上司に障害を報告せず,わずか一昼夜,手元に情報を握っただけでガタガタ震えるような小心者には,絶対に務まらない。一匹狼こそが,トラブルシューターの真髄なのである。
私が今までやってきたトラブル対応とは全然違うなぁ。一昼夜も報告しなかったらクビとまでは言わないまでも間違いなく干されています。
障害を認識したときにまず最初に考えるべきは、上司や関係者にいかに迅速に連絡するかでした。どんなに簡単な障害でも、です。トラブル自体はちょっとしたことであっても、会社対会社では大問題ととらえられかねません。たとえば、別の担当者のシステムでとても公表できないような大ポカをやったばかりだったとか。
また、自分一人で抱え込んでしまうと、原因が自分以外のところだった場合の対応が大幅に遅れることになります。ネットワークの問題だと思ったらシステム側のバグが疑われるとか、HW障害だったとかというのはよくある話です。そのときになってあわてて連絡を取ろうとすると、時間はかかる上にお客様には今まで何をやっていたと責められる事になります。
要するにこの人の経験というのは、「たとえ判断が間違って自分の人事評価が下がっても,それが何だ」
というレベルにすぎないのでしょう。結局のところ復旧すれば解決、という社内のSEであれば確かにそれで済むかもしれません。しかし、お客様を相手にしたお金の絡んだ話ではそうはいきません。障害を復旧させることは当たり前の話で、問題は後のフォローです。判断を間違えた結果、会社ごと出入り禁止を食らうとか損害賠償として何億円も請求されるとか、そういう事態まで想定すれば、自分が最後の砦
などとは思わないはずです。
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